26歳になった今でもニキビが完全消滅することはありませんが、小学生から中学生にかけては顔中ニキビだらけで、数年間、悩みの大部分を占めていました。
そのせいでおしゃれが楽しめなかったり、友人との付き合いや恋愛に消極的になっていたのですから。
周りからのアドバイスやティーン雑誌に載っているニキビケアといえば、洗顔をしっかりして清潔を保つこと。
なので、私は洗浄力の強いニキビ肌用の洗顔料でひたすら顔を洗っていました。
超脂性肌だったこともあり、家ではもちろん、学校にも洗顔料を持って行って休み時間のたびに洗っていたくらいです。
しかし、ニキビはひどくなる一方でした。
まだまだ洗い足りないのかとさらに強く洗い続けました。
そんな日々に転機が訪れたのは高校生になったばかりの頃。
当時読んでいたファッション雑誌のビューティーページに「ニキビがある時こそ優しく」という文字が!それによれば、ニキビには刺激を与えず洗いすぎないほうがいいのだとか。
革命です。
これまでのケアは何だったのでしょう。
今思えば、ニキビを取り除くかのようにゴシゴシどころか掻き毟るように洗い、強く洗うことで化膿したニキビを潰し、出血すればそこをさらに洗い、洗顔料が傷にしみるのを効果が出ていると勘違いしてたわけで。
こんな荒療治では改善するはずありませんよね。
それからは洗顔は一日二回にし、洗顔後は保湿はするものの、ニキビにはあれやこれやつけずシンプルなスキンケアに変えたら、顔のニキビは数えられる程度にまで改善しました。
あのころの私にこの情報を伝えたかったです。